怪しいビジネスには近づかないようにしよう

被害者が多い大学生

大学生になると怪しいビジネスに勧誘されて、多いときは何十万円も取られる時があります。
背景には現状の不安と大きな期待があり、セールスレターやセールストークで騙されてしまうのものです。
例えば「Fラン大学生の僕があることを初めて月収100万円」という話を聞いたり、広告を見たりすると魅力的に思えます。

バイト代は数万円、学歴もそこまで自信があるものではないと不安に思ったとき、現状を打破したいと考えてしまって高額の教材を購入するのが一連の流れです。
しかし、教材の中身はネットで検索すれば出てくる中身だったり、先行者利益で儲かりにくかったりします。
また、高額の教材を買うことすらできなくても、新しくカードを発行すれば最高で20万円借りられますし、奨学金で貯金が貯まる学生は多いです。
上手くいけば就職しなくても暮らせる可能性があるため、学生からしたら大一番の勝負と捉える人もいることでしょう。

大学生が騙されるビジネス①

大学生が騙されるビジネスとは、ネットビジネスです。
ネットビジネスでも特に多いのが情報販売ビジネスで、有益な情報を売ってお金を稼ぐ手法になります。
情報弱者が好きそうな短期間でたくさんのお金を儲ける教材を用意し、情報を数万円で販売するビジネスです。

例えば「100万円を簡単に稼ぐ方法」という教材が1万円で販売していたため、購入したとしましょう。
すると中身は「この教材を100人に売りましょう」という内容でした。たしかに100万円を稼ぐことはできますが、ビジネスやマーケティングの力が身に付きません。

大学生が騙されるビジネス②

もう一つ紹介したいのが、ネットワークビジネスです。
別名MLMやマルチ商法とも呼ばれ、先行者利益になるビジネスモデルになります。
まずはSNS経由で、あなたのアカウントにダイレクトメールが来るので注意してください。

稼ぐことに関連したアカウントをフォローしていると、遡ってフォローしてダイレクトメールしてきます。
次に稼ぐ情報を教えるために交渉してきて、交渉に乗ると勧誘がスタートです。交渉はカフェで直接会ったり、連絡先を交換して通話をします。
次に相手の悩みを聞いて、解決方法は師匠が詳しく教えてくれると話します。

実はSNSで絡んできたのはビジネスグループの会員で、先行者利益を得ている師匠に繋げるのです。
続いて師匠の話を聞いて教材の話を出され、希少性と限定性を込めて買わせようとします。
利益の一覧は師匠・弟子・情報販売をしているトップ層に分配され、あなたが購入すれば弟子になる仕組みです。
例えば50万円の情報商材があったとしたら、20万円は成約させた師匠に、10万円は紹介料として弟子に、残り20万円はトップ層になります。

怪しいビジネスから身を守る方法

怪しいビジネスから身を守るためには、おいしい話は信じないことです。
たしかに世の中は副業ブームでお金持ちになれるチャンスは転がっていますが、相手から積極的に教えてくることはありません。
必ずどこかで高額な商品を買わせ、騙されて販売者の養分になるのがオチです。

まずはアポイントといって、話ができる都合のいい時間帯を聞いてきます。
例えいい人そうでもきっぱりと断り、支払いをしないようにしてください。
また、SNSを経由した怪しいダイレクトメールは100%勧誘です。

自分の情報商材を買わせたくて誰彼構わず連絡しているため、無視が最善の方法になります。
もし真っ当なビジネスをしたいのであれば、アフィリエイトから始めてみるのがおすすめです。