大学生の間に留学するのがおすすめ

留学とは、一定期間外国に滞在して特定の分野を勉強するだけでなく、言語や文化についても学ぶことをいいます。
大学生の間に留学することを考えている人は、多いのではないでしょうか。
まだ迷っていたり、検討段階だったりする人もいるかもしれません。
しかし、留学すると外国語が上達するだけでなく、日本だと経験することができないことを学べる可能性が高まります。

大学生は勉強以外にも部活動・サークル活動やアルバイトなどで忙しいと思いますが、進学・就職するとさらに忙しくなって留学する決断をするのは難しくなります。
とくに一度就職すると、留学のための長期休暇は取得しにくく、退職をやむなくされる可能性が高くなるでしょう。
そのため、留学を検討しているなら大学生の間にすることをおすすめします。
また、将来に広がる無限の選択肢がある大学生の間にこそ留学して、今のうちに自分の視野を広げることが大切です。

大学生の間に留学する3つのメリット

大学生の間に留学するメリットには、以下の3つがあります。
まず1つ目は、留学するとその分野の最先端を学べるということです。
日本よりも海外の方が活発に研究されている分野においては、その国に留学した方が最先端の知識や技術を学ぶことができます。
日本では触れられない資料を読んだり、各国から集まった同じことに興味がある大学生と親しくなったりすることもできるでしょう。
このように、日本ではできないその分野の最先端を学べることは、大学生の間に留学する大きなメリットとなのです。

2つ目は、留学を通してこれからのコネが作れることです。
大学卒業後に大学院に進学するにせよ就職するにせよ、幅広い選択肢の中から自分の希望に合った道を選びたいものです。

大学生の間に留学すると、その分野におけるさまざまな教授と出会います。
その中で、自分が学びたいことはどこに進学すれば学べるのかや、自分が携わりたい仕事はどこに就職すれば実現できるのか情報収集できるでしょう。
場合によっては気になる先を紹介してもらえて、見学できる可能性もあります。
そうしたコネはこれからの自分に必ず役立ちます。

最後に3つ目は、自分磨きができることです。
留学中は言葉はもちろん、文化や環境など何もかも慣れないことだらけなので、否応なく自分磨きができます。
留学後には学力だけでなく、外国人とのコミュニケーションスキルやさまざまな場面での適応能力、どんなことにもめげない精神的なタフさなどが身に着いていることでしょう。

就活中には留学経験を通して自分磨きができたことを話すと、興味を持ってもらいやすくなります。
実際、以前よりも留学経験者の採用に積極的な企業は増加しています。