食べられる機会も多いパン屋のアルバイトとは

楽?きつい?パン屋のアルバイトの仕事内容

パン屋のアルバイトの仕事内容は、大きく分けると販売と製造の2種類があります。
まず「販売」ですが、これはパンをお客様に販売するために品出しやパン棚の整理、レジ対応などをすることをいいます。
パンの名称を覚えて、パン屋によっては棚の定位置に品出ししなければなりません。

お客様からパンの原材料や賞味期限などの質問をされると、きちんと対応することも求められます。
また、レジ対応では間違えずに入力しなければなりません。
出勤前の人が立ち寄る朝の時間やランチとしてパンを買い求める人が多いランチタイムにはとても混み合うので、お客様から理不尽なクレームがあることも少なくありません。
それらにも対応できる接客力が必要とされる業務と言えるでしょう。

次に「製造」とは、パンを作って焼き上げることをいいます。
店によって小麦粉などの材料を混ぜ合わせて生地から作っているところもあれば、冷凍のパンをオーブンで焼き上げる、すでに焼き上がっているパンにクリームを詰めるなどをしているところなどさまざまです。
製造は店のオープン時に出来立てのパンを並べている必要があるので、朝早く出勤しなければなりません。
とくにサンドイッチはモーニングの時間帯によく売れるため、早朝から仕込みをして間に合わせる必要があります。

パン好きにおすすめのパン屋のアルバイト

焼き立てのパンの香りは、そこにいる人を幸せな気持ちにします。
そんなパンが好きな大学生は、ぜひパン屋でのアルバイトをしてみてください。
その理由として、余ったパンや新商品などがもらえることがあるからです。

売れ残ってスカスカになったパン棚では、お客様は店内に立ち寄ることすらしてくれなくなってしまうので、パン屋では常に新しいパンを焼いてパン棚を充実させています。
そのため、どうしてもパンが余ってしまうのです。
店によっては余ったパンはすべて廃棄するルールとなっている場合もありますが、その場で食べたり持ち帰らせてくれる場合もあります。
新商品についても、お客様に自信を持っておすすめできるように試食させてもらえることがあるので、パン好きにとっていち早く食べれるのは嬉しいことです。

2つ目の理由は、仕事が比較的楽だからです。
販売の場合、パンの名前をすべて覚えるのは大変ですが、一度覚えてしまえば楽に感じる人が多くいます。
また、レジ対応についてもマニュアル化されているため、覚えやすくなっています。
製造の場合についても、材料の小麦粉を運んだり熱いオーブンの前に立ち続けたりと体力的に大変だと感じる部分はあるものの、ルーティーン作業なので決して難しくはありません。

3つ目の理由は、基本的にどんなお店でもシフト制を採用しているので、学業やプライベートとも両立しやすいからです。
アルバイトしながらも、毎日の予定を柔軟に組み立てることができるでしょう。