自然と芸術が調和した箱根彫刻の森美術館

見どころ

彫刻の森美術館は神奈川県の足柄下郡箱根町にあります。
一般的な美術館とは違って野外に展示されていて、その数は120点以上に及ぶほどです。
敷地はおよそ7万㎡もあり、歩きながらアート作品を楽しめます。大学生も多いですが、ファミリー層にも人気な美術館です。

周りは山に囲まれているため、晴れた日は美しい景色も見れて気分のリフレッシュができるでしょう。
春になれば桜が咲いていて、花見をしながら楽しめるのが魅力的です。

おすすめ①ピカソ館

ピカソ館は1984年に開館され、300点以上のピカソ作品を所蔵しています。
陶器やオブジェ、油彩画など豊富な作品群があり、人気が非常に高いです。
2019年7月にリニューアルオープンし、内装は白くなりました。

以前は緑色の内装でしたが、作品の鑑賞しやすい色に変更したのが理由です。
館内は3つのギャラリーにわかれていて、第1室から第3節まであります。
ピカソの表現力が確認できるため、作品には神聖さを感じられるでしょう。

展示された作品はすべてガラス張りであり、絵のタッチを細かく見ることができます。
芸術に興味がある大学生にとって、おすすめのスポットになります。

おすすめ②幸せを呼ぶシンフォニー彫刻

高さ18m、内径8mもある大きな塔で、作者はフランスの芸術家であるガブリエル・ロワール氏です。
外見はぱっと見ピサの斜塔に似ていますが、中を見ると幻想的な光景が広がっています。
なんと中は螺旋状の階段があり、内壁はステンドグラスがはめ込まれているのです。

天気が良くて日差しがあると光がステンドグラスを通過し、カラフルな世界が見られます。
螺旋上の階段を上ると彫刻の森美術館全体を見渡せる高さまで到達し、解放的な空間を味わえるのが特徴です。
映えスポットが欲しいなら、訪れるのをおすすめします。

おすすめ③歩く花

昭和27年に作られた作品で、フランスのフェルナン・レジェ氏が作りました。
色は赤色、緑色、オレンジ色、黒色、白色の5色しか使っていません。
名前の通り花を象徴とした作品で、今にも歩きだしそうな雰囲気があります。
高さが6mもあり、カラフルで迫力ある姿は遠くでも気付くほどです。

おすすめ④温泉足湯

箱根といえば温泉が有名です。
実は彫刻の森博物館でも温泉足湯があり、30人ほど利用できます。
敷地がおよそ7万㎡もある野外美術館で、たくさんの作品を見るために足が疲れていることでしょう。

そんなときは足湯で溜まったむくみをほぐして、自然の風景を眺めながらリラックスするのがおすすめです。
足湯はカフェの横にあるため、見つかりやすい位置にあります。
一休みしたら再びアート鑑賞に行き、充実した時間を過ごしてください。