個性あふれる企画展が楽しめる上野の森美術館

上野の森美術館の見どころ

上野の森美術館は、東京都台東区の上野恩賜公園にあります。
企画展や公募展の展覧会が行われ、大学生に人気の美術館です。
設立されたのは1972年で、財団法人日本美術協会が設立に携わりました。

過去に展示されたものは人気アニメの「進撃の巨人」だったり、「スラムダンク」や「バガボンド」などの作品を描いたマンガ家の「井上雄彦最後のマンガ展」だったりします。
館内の撮影や料金は展示によって異なるため、あらかじめチェックしておきましょう。

おすすめ①上野の森美術館大賞展

上野の森美術館大賞展は、これまでで通算第39回まで行われました。
大賞に選ばれた受賞作品が数多く展示されていて、見どころが満載です。
内装は黒い床に白い壁がある空間で、余計な演出もなく展示された作品に集中できます。
作品の描き方は異なり、油絵や水彩、版画などがあってどれも魅力的です。

どれも自由かつタイトルに沿った表現力ある画力で、大賞を取った作品の力強さが伝わります。
社会人になると絵を見る機会がほとんどないため、大学生なら今のうちに行っておくのがおすすめです。

おすすめ①VOCA展

VOCA(ヴォーカ)とはThe Vision Of Contemporary Artの頭文字を取った名前で、直訳すると現代美術の展望です。
展示されるのは毎年3月と決まっていて、展示期間は約20日間になります。
新人の作品が多く集う展示会で、ジャンルは平面作品です。

新人とは40歳以下の作家を指しますが、技術力は全国の美術館学芸員や研究者、ジャーナリストによって推薦されています。
推薦者は数十人しか選ばれず、選考委員のジャッジによって賞の選出を決めるのが特徴です。
賞を獲得すると華やかな舞台に立てる可能性が大きく広がり、過去には村上隆、奈良美智、小林正人などが出展していました。

未来で活躍するアーティストの作品をみられる絶好の機会であるため、ぜひ訪れて熱を感じてみてください。
もし作品を見て気になることやわからないことがある場合は、学芸員のギャラリートークで解決できます。
見るだけでは気付かない世界を学芸員の人が教えてくれるため、お気に入りの作品が見つかるかもしれません。

おすすめ①7つのグッズ

上野の森美術館では、7つのグッズがあります。
そのうち3つはポストカード、2つは一筆箋、残りはノートと人型定規になります。
特に人型定規は大人気で、ドイツ・ステッドラー社が作成した商品です。

首・肘・肩・背中・腰・膝・足首を曲げられるようになっていて、身長175㎝の人を10分の1に縮尺した定規になっています。
色々なポーズができるため、デザインや製図に使えたり、インテリアとして置いたりできるのが特徴です。
美術館に来場した思い出として残り、おすすめの商品になります。